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2008.08.27 (Wed) 22:42

本当にあった夢の話

夢を見た。
夢の中のぼくはひとりでバレーボールの練習をしていた。
練習場所はなぜか駅のホームだった。
ぼくは壁に向かって何度もサーブをしていた。
でも、駅のホームは狭かったので、壁にボールが跳ね返ると、
すぐにキャッチをする体勢をしてボールを受け取らないといけなかった。
何度か繰り返していると、ボールをキャッチすることができず、
線路に落としてしまった。
このまま続けていては効率が悪いと思った。
ぼくは今まで壁に向かっていたのを止め、
線路と平行になるように体を向け、レシーブの練習をすることにした。
こうすればレシーブをした後すぐにキャッチの体勢をする必要はないし、
ボールが線路に落ちる心配もなかった。
なんだか、すごい発明をした研究者のような気分になった。

ぼくは、道を走っていた。
明るかったので、時間はお昼くらいだったと思う。
ぼくは家のドアを開けると、すぐに2階に上がりトイレに入った。
トイレに入ると窓からそっと外を見た。
外には何人かの刑事がいた。
ぼくを探しているということはわかっていた。
なぜかといえば、ぼくがさっき人を殺してきたからだ。
一人の刑事と目があった。
ぼくはとっさに頭を隠した。
でも遅かったようだ。
刑事が階段を上がる音が聞こえた。
ドアをノック音のあとに「そこにいるのはわかっている」という声が聞こえた。
ぼくは観念してドアを開けた。
トイレの前にいた刑事は、ぼくを乱暴に捕まえたりしなかった。
殺人犯を捕まえるときは、床に押さえつけるようなイメージがあったから意外だなと思った。
刑事は「じゃあ、行こうか」といった。
ぼくは「はい」と返事をした。
階段を降りる途中にぼくは「どれくらい入ることになるんですか?」と訊ねた。
刑事は「20年くらいにはなるだろうね」と答えた。
ぼくは胸が苦しくなった。
そんな長い間、刑務所に入ったらもう雇ってくれる会社はないだろうなと思った。
もうぼくの人生は終わってしまったんだと思った。
「ちょっと時間をくれませんか?」
ぼくがだめもとでそういうと「外で待っているよ」と言ってくれた。
刑事が去ったあとぼくは、別れのあいさつをするため1階にあるおばあちゃんの部屋にいった。
おとうさんも、おかあさんも、おねえちゃんも出かけてるようで家にはいなかった。
ぼくはおばあちゃんとおじいちゃんに20年刑務所にはいるということを伝えた。
ぼくはおっきな声で泣いてしまい、おばあちゃんとおじいちゃんがどんな顔をしているかも、
どんなことをいったのかも、ぼくがいったことが伝わったのかもわからなかった。
20年後にはたぶん、おじいちゃんもおばあちゃんも死んでるはずだから、これが最後の挨拶だった。
ぼくが泣いた原因はそれだけじゃない。
20年もたてば、おとうさんやおかあさんも死んでるかもしれない。
それにきっと悲しむはずだし、迷惑もかけてしまうはずだ。
ぼくはおばあちゃんの部屋を出ると、また2階に上がった。
ぼくは死ぬことを選んだ。
自分の部屋の窓を開けて下を見た。
この高さで死ねるとは思えなかった。
おねえちゃんの部屋のベランダから屋根に上がって、飛び降りることも考えた。
でもできなかった。
ぼくは死ぬのが怖かった。
周りに迷惑がかかるのはわかっていたし、将来なんてもうないこともわかっていたし、
刑務所の生活がぼくに耐えられるはずないと思っていたけど、それでも死ねなかった。
ぼくは階段をゆっくり降りて、玄関のドアを開けた。
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